大人の音楽時間
松任谷由美
「海」をテーマに過ぎ去って行く時の「儚さ」「切なさ」を描いた
ノスタルジック&ロマンティックな12篇の短篇集
50.60年代のヨーロッパ映画を観ているような甘美でエレガントな心地にさせてくれた『VIVA ! 6×7』に続く34作目となるニュー・アルバム『A GIRL IN SUMMER』が発売決定!今回は初夏にピッタリな《海》がアルバムのテーマに、過ぎ去って行く時の《儚さ》《切なさ》を感じさせる内容に仕上がっている。『A GIRL IN SUMMER』が生まれるきっかけになったのは、冒頭の「Blue Planet」。聴いているだけで理屈抜きに気持ちが良くなる曲が出来上がって「これは絶対に波、サーフィンだ!今回のアルバムは海の感じで行こう!」ということになったらしい。ずっと強がりを言っていた人間がやっと見つけた春を、まだ夏には早い季節の海の引き潮とシンクロさせた「海に来て」、レトロ・フューチャーなサーフィン・サウンドとでも言うべき「哀しみのルート16」、ボサノヴァやラテン・テイストを織り込んだ「Many is the time」、夕焼けをを背景にした「Forgiveness」など、潮風が薫るライトでディープな12篇のショート・ストーリーが収められている。本作の曲作りは、ロンドンで観たLIVE8をきっかけにUKロックにどっぷり浸かり、ずっと眠っていた思いが再び目覚めたり、多摩美術大学でコンサートを行なったことで学生たちと交流を持ったり、アジアの歌手たちとステージに立った愛・地球博など、この1年間に体験したことが密接にリンクしているそうだ。また、『acacia(アケイシャ)』の頃から考え始め、前作『VIVA ! 6×7』にも受け継がれた、過去・現在・未来や季節の経過といった、時間の移り変わりも大きなテーマになっているらしい。いずれにせよ、『A GIRL IN SUMMER』は、良質でハイレベルなポップスが詰まっている。今まで、数々のトータル性を持ったアルバムを生み出してきたユーミンが作り出した新しい《ポップス・ファイン・アート》だと言っていいだろう。
A GIRL IN SUMMER
5.24 ON SALE
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① Blue Planet -BONUS TRACK- CD:TOCT-25920 ¥3,000 |
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虹の下のどしゃ降りで/Smile again NOW ON SALE 70年代のソウル・ミュージックを思わせるスウィートなナンバー。“♪シュビドゥビドゥワ”というコーラスが楽しい。「Smile again」は、愛・地球博のファイナルを飾ったスペシャル・ステージや紅白歌合戦で披露されたディック・リー、amin、イム・ヒョンジュとのコラボレーション・バージョン。4人の熱い思いが一体となって聴く者全ての心に深く響いてくる。 MAXI:TOCT-4970 ¥1,050 |





